三緑山増上寺

浄土宗大本山の一つで東京タワーもある芝公園にある。1393年浄土宗第八祖  酉誉聖聡(ゆうよしょうそう)上人によって開かれた。ご本尊は阿弥陀如来(室町期の作)。1598年に、現在の千代田区紀尾井町から移転、上野寛永寺と共に徳川家の菩提寺として大いに栄えた。現在の境内は往時の7分の1程度で、東京タワーも旧境内に建っている。
数度の火災や戦災で堂塔・文化財の多くが失われたが、宋・元・高麗の三大蔵教、浄土五祖図、家康の守り本尊だった黒本尊などが保存されている。
徳川2代 秀忠公、6代 家宣公、7代 家継公、9代 家重公、12代 家慶公、 14代 家茂公及び家茂公御台所 皇女和宮始め各正室、側室の霊廟があったが、戦災で破壊された。戦後の発掘で一カ所にまとめて改葬され現在の徳川家霊廟となっている。その鋳抜門は6代家宣公霊廟の中門であったものが移設された。
大門
総門にあたる。
道路拡張にあたり
昭和12年
鉄筋コンクリートで
原型より大きく再建された。
三解脱門(三門)
中門にあたる。
都内最古の建造物。
1662年の建立。初期の面影を残す唯一の建物。
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←大殿 昭和49年建立
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