西国観音霊場第三十二番

繖山 観音正寺

観音正寺は、宗派に属さず単立で、ご本尊は千手千眼観世音菩薩である。開祖は聖徳太子と伝えられる。寺のある山は繖山(きぬがさやま)別名観音寺山といい戦国武将佐々木六角の本拠の山城(寺の奥200m)があった。したがって寺は佐々木氏の庇護のもとに隆盛し又佐々木氏の衰退と共に苦難の道を歩むことになった。平成5年5月22日夜本堂が焼失し現在は焼失を免れた太子堂を仮本堂としている。札所の中でも最大の難所といわれた観音正寺も現在は一部車での入山も可能になっている。
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本堂再建工事中
仮本堂(太子堂)