西国観音霊場第三十一番

姨綺耶山 長命寺

長命寺は、宗派に属さず単立で、ご本尊は十一面千手観世音菩薩である。開祖は武内宿禰と伝えられる。武内宿禰が長命寺山に登り長寿を祈願したところ300歳以上も長生きしたことから、その後来山した聖徳太子が伽藍を建立し長命寺と名づけたといわれる。その後兵火で焼失したが再興され、1524年建立のご本堂はじめ三重の塔など重要文化財の堂塔が立ち並んでいる。琵琶湖畔から808段の石段を登ったところにご本堂がある。お寺から琵琶湖の眺望はすばらしい。寺名から「長生きの観音様」として信仰を集めている。
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長い石段 三重の塔
本堂