西国観音霊場第二十八番

成相山 成相寺

成相寺は、真言宗に属し、ご本尊は聖観世音菩薩である。橋立の観音と呼ばれ、日本3景の一つ天橋立を望む景勝地にあり、慶運3年(704)文武天皇の勅願により眞応上人が聖観世音を祀ったのが始まりと言われている。創建当時は現在地より高所に位置したが、山崩れなどのため現在地に再建された。本堂の再建は安永年間(1770年代)といわれる。また鐘楼の鐘は鋳造するとき幼い子が誤ってるつぼに落ち、完成後鐘を撞くと幼い子の泣き声が聞こえるので撞かなくなったと伝えられる。また成相山頂上からの天橋立展望はすばらしい。
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山門 撞かづの鐘
本堂