西国観音霊場第二十七番

書写山 圓教寺

圓教寺は、天台宗に属し、ご本尊は如意輪観世音菩薩である。康保3年(966)性空上人が書写山(標高363m)に草庵を営み円教寺を創建したと伝えられる。伽藍が建てられ寺容が整ったのは約20年後である。和泉式部も帰依者の一人で奥の院開山堂脇に歌塚がある。花山天皇も2度参詣しており、大講堂を建立、圓教寺と名付けられ、又性空上人の肖像画を寄進している。参拝にはロープウエイがある。ロープウエイ駅から山門までの間に33観音像が並べられている。書写山は後世秀吉の中国責めの拠点にもなった要害の地でもある。
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山門 摩尼殿
食堂・大講堂