西国観音霊場第二十六番

法華山 一乗寺

一乗寺は、天台宗に属し、ご本尊は聖観世音菩薩である。インド僧である法道仙人が孝徳天皇の勅願で創建されたと伝えられる。落慶法要には天皇自から行幸され一乗寺の額を授けられたという。のち後醍醐天皇の勅命で大講堂も建てられるなど隆盛を極めた。その後数度の火災に遭遇したが都度再建され現在も立派な堂塔が残されている。奈良時代に作られた高さ40Mの金銅製の聖観世音菩薩立像や木造の法道仙人立像など仏像の宝庫としても知られる。兵庫県加古川市の山中にある。
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国宝三重塔.
本堂