西国観音霊場第二十三番

応頂山 勝尾寺(弥勒寺)

勝尾寺(弥勒寺)は、真言宗に属し、ご本尊は十一面千手観世音菩薩である。大阪箕面の奥山にある。開山は宝亀6年、藤原致房の子義仲、善算と光仁天皇の開成皇子の3人。寺名は、清和天皇の病気平癒したことから勝王寺とされたが恐れ多いと「王」を「尾」に変えたといわれる。伽藍は源平合戦で消失したが、清和源氏の流れをくむ源頼朝により再興された。寺名に由来して霊験にすがろうと、商売や入試、選挙などの願い事をかなえるための参拝者が多い。又「勝ちダルマ」の授与を受けて願いがかなうと寺に納める慣わしもある。
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山門 多宝塔