西国観音霊場第二十一番

菩提山 穴太寺

菩提山穴太寺は、天台宗に属し、ご本尊は聖観世音菩薩である。慶雲2年(705年)文武天皇の勅命で大伴古麿が建立したと伝えられる。ご本尊は秘仏として33年に1度だけ開扉される。本堂内陣脇に横たわっている大涅槃釈迦像は病気や痛いところをお祈りしながら釈迦像をさする事により快癒するとの信仰があり全身が黒光りしている。本堂左手に本坊がある。武家屋敷で、床にどんでん返しがあるなど忍者屋敷にも似ている。境内には小ぶりではあるが優美な多宝塔がある。
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本堂 本堂正面
多宝塔