西国観音霊場第十八番

紫雲山 頂法寺(六角堂)

頂法寺(六角堂)は天台宗(単立)、ご本尊は如意輪観世音菩薩である。高さ5.5cmという秘仏である。頂法寺は室町時代から人家の密集した京の町中にある。聖徳太子の建立といわれ伽藍建立の最初との意味から頂法寺と定められたという。寺内にある「へそ石」は京の中心を示す石との伝えがある。また、親鸞が100日間参籠し聖徳太子の夢告により、後に浄土真宗を開く契機を得たといわれる。
寺の横に立派な池坊ビルがあるが、小野妹子が池の傍らに坊舎を立て毎朝本尊に華を供えたのが華道の始まりと伝えられ、室町時代に生け花の理念が確立され池坊華道として発展した。
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山門  本堂
へそ石