西国観音霊場第八番

豊山 長谷寺(初瀬寺)

長谷寺は真言宗豊山派に属し、ご本尊は十一面観世音菩薩である。創建は、天武天皇の病気治療を祈願して飛鳥の川原寺(現存せず跡地が発掘されている)の道明上人が庵に千仏多宝塔銅版を安置したのが始まりで、本長谷寺と呼ばれている。現在の長谷寺は聖武天皇の勅命により徳道上人が十一面観世音菩薩を祀るために建立されたもので後長谷寺といわれている。本長谷寺は五重塔の近くにある。門から本堂までの登廊に特徴があり、登廊の両側に植えられた約7000本のボタンは有名で「ボタンの長谷寺」とも呼ばれている。
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