西国観音霊場第五番

紫雲山 葛井寺(ふじいでら)

葛井寺は近鉄南大阪線藤井寺駅から徒歩5分の街中にあり、近くに応神天皇稜、仲哀天皇陵がある。寺は真言宗御室派に属しご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩である。百済系渡来者の葛井氏により聖武天皇の崇仏政策を支持して創建されたが、後に荒廃していた寺を再興したのが大和飛鳥の藤井安基だったため、地名と寺名が異なっている。南北朝時代には楠木正成の千早赤坂城からも近く、菊水の旗や守り刀の寄進を受けている。
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