律宗総本山
唐招提寺
唐招提寺は奈良市郊外の五条町にあるが天平宝字三年(759)建立当時は平城宮の中心部に位置していた。開山鑑真和上は聖武天皇の懇請により12年間、五回の難航海の辛苦を経て来朝され、戒律専門道場として創建された。開山御影堂には鑑真和上の寿像が安置されており、昭和50年に東山魁夷画伯が揮毫奉納された障壁画「山雲」「濤聲」も有名。