室生寺

室生寺は、天武天皇の勅願によって役行者が開き、後に空海が再興したと伝えられ、空海の開いた真言密教の道場である高野山が女人禁制の時代に、室生寺は女人の入山を許したので、「女人高野」と呼ばれた。ご本尊は「11面観音立像」である。
1998年に台風による倒木が五重塔を直撃し大きな損傷を受けたが、約2年の歳月で改修された。改修作業の中で、、部材の年輪や染料などから、平安初期の建立であることが確認された。

本堂に至る参道
五重塔(台風で損傷する前)