蓼 科 山

 平成10年4月4日 早朝仲間と共に車で出発したが、すばらしい天気と、満開の桜、春休み最後の週末とあって首都高速、中央高速とも渋滞の連続。また諏訪では諏訪大社の御柱搬送行事にも巻き込まれ、集合場所の女神湖畔白樺高原国際スキー場の駐車場に到着したのは予定を1時間も過ぎていた。
当日は2〜3日前に降った春雪で全山に相当雪が積もっており、まずリフトを使ってスキー場上部に達しそこでアイゼンなどの装備を調えて登山を開始、まもなく7合目に到着した。

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七合目 茅野方面を望む
七合目 茅野方面を望む
 夏場は7合目まで車も入り、ここから蓼科山荘までコースタイムは70分、さらに頂上まで30分となっており、急斜面とはいえ頂上で360度の展望を楽しみながら昼食かなと軽く考えていたが、雪が予想以上に深く前進を阻まれ、あえぎあえぎ蓼科山荘に到着したのはもう2時近くになっており、リーダの判断で目の前に見える頂上を眺めるだけで、雪に埋もれた小屋付近で遅い昼食を済ませ下山した。山荘から頂上を望むと、快晴の中に雪に覆われた頂上が太陽に反射しまぶしいくらいだった。

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雪に埋もれた蓼科山荘 蓼科山荘付近より山頂を望む
雪に埋もれた蓼科山荘 蓼科山荘付近より山頂を望む
 登りはアイゼンが噛み合いざっくざっくと比較的昇りやすかったが、下山時は雪の表面がゆるみ、足が雪に埋まる状況で歩きにくかった。