。1996年8月山形県の出羽３山を目指した。まず夏スキーでも知られる月山に挑んだが、あいにくの曇天と直前の雪で山は白銀の世界だった。
元国民宿舎だったという月山荘に車を置いて朝一番に月山リフトを利用して鞍部へ。ここからは月山はガスの中で、視界は一面白銀の世界だったが、道標と踏みあと、それに要所にはロープに従いゆっくりと登った。途中夏スキーのゲレンデも横断したがガスのため滑っていなかった。

 やっと雪が途切れたと思えば大きな岩がごろごろした急登になり、やがて小屋に到着。小休止の後引き続きザレ地の急坂を上り頂上部に到着。なだらかな山頂一帯は冬から春になったような感覚で見事なお花畑を見て疲れも吹き飛ぶ感じだった。山頂の月山神社にお参りし再び元の道を引き返した。帰りはだいぶ天候が回復しゲレンデでは大学のスキー部のすばらしいスクロールを拝見した。

翌日、湯殿山、羽黒山にお参りし帰路についた。