安達太良山

 1990年10月、岳温泉経てあだたら高原スキー場のリフト乗り場に到着したのは午後2時ごろ。快晴である。「智恵子抄」で智恵子が好んだ山として有名な安達太良山はおわんを伏せた上に頂上の溶岩ドーム?が乗った感じでその形状から「乳首山」とも呼ばれている。
 リフトの沿ってしばらく車道を進んだ後樹林帯に入り、秋の濃い緑と赤や黄色に染まった紅葉を楽しみながら進み、約2時間でくろがね小屋に到着した。

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安達太良山遠望   紅葉   紅葉2;

安達太良山遠望

 

紅葉

 

紅葉2

2日目も天気はまずまずだったが気温が低く、山の上はガスがかかっていた。小屋からはごろごろした足場の急登を足元に注意しながら登ったが、だんだん小雨交じりのガスの中に入り、寒さとともに体力が消耗。小休止を繰り返しながらあえぎあえぎやっと五葉松平方面からの稜線に出た。
ここで奇跡のように晴れ渡り、一同歓声。乳首のように遠望される最後の鎖つきの岩場を登り山頂に出た。
頂上はガスの中   おお寒!   山頂;

頂上はガスの中

 

おお寒!

 

山頂

多少ガスが残っていたがすばらしい眺めを満喫して五葉松平方面への下りにかかった。雨の後で道がぬかるみ苦労したが無事にリフトの上部に到着。一部メンバーはリフトを利用しわれわれはリフトに沿った下り道をあだたら高原スキー場に下った。
この後、二本松の智恵子記念館を見学して帰路に着いた